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天然”ピンクダイヤモンド”の魅力

天然ならではの希少な輝き

ピンクダイヤモンド

カラーダイヤモンドの中で一番と言っていいほどの人気を誇るピンクダイヤモンド。
石言葉は「完全無欠の愛」。婚約・結婚指輪にぴったりの宝石です。
近年ですと2020年のアーガイル鉱山閉山のニュースは宝飾業界で話題となりました。
今回は、そんな世界中の女性の憧れ「天然ピンクダイヤモンド」について深堀りしていきます。

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ピンクダイヤモンド
人気のワケ

年々高まる人気と希少価値

アーガイルピンクダイヤモンド Fancy Intense Purplish Pink 0.082ct

カラーダイヤモンドの中でもレッド、ブルーに次いで価値が高いピンクダイヤモンド。ほとんどのものが0.1カラット以下ですが、0.1カラットで充分な大粒と言われます。ピンクダイヤモンドはそれほど希少な世界なのです。
鉱山で採れるダイヤモンドの中で宝石になるジェムクオリティは4~5%と言われます。その中でカラーレス(無色透明)が30%、ブラウンなどが65%、ピンクは1%ほど。まさにほんの一握りの奇跡の輝きなのです。
値段が落ち着くことはなく、年々高騰しています。ピンクダイヤの相場が下がったという話は聞いたことがないですし、これからも起こり得ないと思われます。
稀少さと人気のバランスが取れていない状態がずっと続いているのです。

産出最大鉱山の閉山

元来人気のピンクダイヤモンドですが、ここ数年の価格高騰の要因はアーガイル鉱山の閉山でしょう。ダイヤモンド全体で言うと世界の11%、ピンクダイヤモンドで言うと世界の95%を産出する鉱山ですから、かなり大きな影響と言えます。オーストラリアにあるアーガイル鉱山は、1979年に発見されました。噂は何年もありましたが、上質な原石の産出量が年々減る中で2020年11月3日に41年の歴史に幕を閉じました。

なぜアーガイル産が人気?

ピンクダイヤモンドの魅力は偏に美しい色合いでしょう。アーガイルピンクダイヤは目の覚めるような力強い色合いが特徴です。比較的濃いカラーのピンクが多く、パープルがかった鮮やかな彩度のルースもあります。アーガイル以外にもインド・ロシア・南アフリカなどで産出されますが、全体的に淡い色合いのものが多く、アーガイル産の特徴である鮮やかさは望めません。小粒なものが多いのもアーガイル産の特徴で、90%以上が0.2ct未満と言われています。
小粒ながらピンクダイヤモンドらしい、はっきりとした色彩の美しさは他の産地には見られないアーガイルピンクダイヤモンドならではの魅力です。

アーガイル産の証明、APD鑑定書

一部のアーガイル産のピンクダイヤモンドには、APD(ArgylePinkDiamond)の産地証明付き鑑定書が発行されているものがあります。これらにはガードル(ダイヤモンドの側面)にシリアルナンバーの刻印がされています。
今回のアーガイル閉山を受け、産地証明付きの鑑定書は発行されません。アーガイル産と明記・断定出来るピンクダイヤモンドが今後新たに流通しないということです。
そんな希少性もアーガイル産の人気を高めている要因です。

ダイヤモンドの産地はどうしてわかるの?
一部のカラーストーンは成分の分析をして産地を判断することが出来ますが、今の技術ではダイヤモンドの産地を科学的な分析などで特定することは出来ません。
アーガイル産の証明が付いているダイヤモンドは、現地のAPDが採掘から研磨まで徹底的に管理を行うことで、アーガイル産の証明である鑑定書を発行していました。ですから一度流通してしまった時点でダイヤモンドの産地は証明できず、初めから証明のあるものだけがアーガイル産を名乗ることが許されるのです。

カラーグレードのランク
と価値

美しいカラーはファンシー以上から

カラーグレードの<br class="sp_">ランクと価値

カラーダイヤモンドには、独自のカラーグレードが存在します。
明度と彩度の程度により判断され、カラーダイヤモンドとして価値のあるのはFancy(ファンシー)以上のグレードからです。

ピンクダイヤモンド カラーグレード


中でも程良い明度と高い彩度のインテンス・ビビッドカラーが最上級とされます。Intense(強烈な)・Vivid(鮮明な、生き生きとした)という名の通り、雄大な自然の神秘に思いを馳せてしまうような生命力と力強さを感じます。
明るすぎればカラーを弱く感じますし、暗すぎても鮮やかさに欠けて美しく見えない。調和のとれた僅かなファンシーダイヤモンドだけがインテンス・ビビッドカラーの名を冠せます。インテンスとビビッドにも評価差はあり、基本的にはビビッドカラーの方が彩度の高さゆえ評価が高いです。

ファンシーピンクは範囲が広く、例えば表のAとBではカラーにかなり差があります。Aの方はファンシーライトに近いので淡く、Bの方は彩度が高いのではっきりとした色合いですが少し暗めです。
このように極わずかな違いで鮮やかさ、価値まで変わるのがカラーダイヤモンドの特徴です。

APD独自のカラーグレード
前述したAPD(ArgylePinkDiamond)ではより詳細な色分けをしています。
3種類のカラーグレードと9段階のランクがあり、数字が少なくなるほど彩度の高い美しいカラーとなります。6-7くらいまでの流通が比較的多く、それ以上のランクにはなかなか出会う機会がありません。

マルヴェセアのピンクダイヤモンド

マルヴェセアでは幅広いピンクダイヤモンドルースのご用意がございます。
バイヤーがこだわりを持って厳選したルースの一部をご紹介いたします。

カラーダイヤモンド ピンクダイヤモンド

ファンシービビッドピンク
ダイヤモンド
0.078ct No.s0361dp

最上級ビビットカラーの放つ鮮やかな彩度が素晴らしいピンクダイヤモンド。すっきりとしたペアシェイプカットなので、場所によって微妙な表情の変化が楽しめます。

カラーダイヤモンド ピンクダイヤモンド

ファンシーインテンス
パープリッシュピンクダイヤモンド

0.160ct No.s013dp

稀少なインテンスカラーの0.15カラット以上、凝縮されたカラーは一度見たら忘れることの出来ない存在感があります。パープルが入ることでより鮮やかに色濃く輝きます。

ファンシーインテンス
パープリッシュピンクダイヤモンド

0.082ct No.s0392dp

アーガイル産の証明、APD鑑定書が付いた希少なダイヤモンドです。
暗さを感じるパープリッシュピンクも多いですが、こちらは彩度も明度も良く、パープルが入ることでカラーの鮮やかさが増しています。美しいラウンドカットがピンクの輝きを強く放ちます。

カラーダイヤモンド ピンクダイヤモンド

ファンシーインテンスピンク
ダイヤモンド
0.501ct No.s016dp

0.1カラットでも大粒とされるピンクダイヤモンドですが、こちらの0.5カラットの大粒インテンスピンクは圧倒的な存在感です。アーガイル産の証明、APD鑑定書も付属している非常に価値のある逸品です。クラリティも申し分ないVSクラスでカットも良く、眩く輝きます。

ジュエリーのプロが撮影
外注のカメラマンには委託せず、私たちジュエリーのプロが自ら撮影しています。
しっかりとその宝石の表情を捉え、実物となるべく差異の無いよう努めながら写真に収めています。

セミオーダーでいつも傍に

マルヴェセアでは稀少なピンクダイヤモンドのネックレス、リングへの加工を承っております。セミオーダーのみとなりますが、仕上げたいイメージなどございましたら、何かご提案出来るよう努めますのでお申し付けください。
画像はお客様のご希望でイエローゴールドのシンプルネックレスに仕立てたものです。シンプルデザインなので毎日着けられるカジュアルさと、しっかりと主張するピンクが美しいマリアージュです。

神秘と美の詰まった一粒

アーガイルピンクダイヤモンド Fancy Intense Purplish Pink 0.320ct

今回はピンクダイヤモンドをご紹介いたしました。その希少性と天然ならではの美しさに惹きつけられたことと思います。
小さな一粒に込められた神秘と美しさを、ぜひお手に取って頂けましたら幸いです。

毎日を凛と生きるあなたの人生に、
よりいっそうの輝きを。

マルヴェセアは、バイヤーが厳選した
天然石と高品位の18金とプラチナを使い、
山梨の職人の技術で造る“本物のジュエリー”
をお届けするジュエリー専門店です。

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